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モデルとカメラマンの共同作業
ポートレート撮影を行いからには、
モデルさんを「綺麗に撮りたい」、「可愛く撮りたい」、「カッコよく撮りたい」
カメラマンなら誰もがそう思いながら撮影しますよね ^^
カメラマンは、綺麗に、可愛く、カッコよく撮りたいと思っていますが・・
モデルさんは、
当然ですが、「綺麗に」、「可愛らしく」、「カッコよく」撮られたいんです!!
ということは、
カメラマンもモデルさんも・・求める結果は同じということですよね ^^
カメラマンとモデルで共通の目標を持とう!!
カメラマンとモデルで共通の目標を持つってどういうこと??
どんな仕事でもそうですが、必ず仕事にはゴールがありますよね。
道路を作る仕事なら、道路が完成して開通したらゴール!
家を建てるなら、デザインして設計をして家を建てて住み始めたらゴール!!
じゃぁ、ポートレートのゴールは?
素敵なカッコいい写真を撮りあげるのがゴールではないでしょうか^ ^
素敵な写真を完成させることがゴールだとしたら、そのゴールがカメラマンとモデルさんの、共通の目標になるのだと思います。
そのゴールに向かってカメラマンはどんな写真にしたいのかというイメージを伝え、
そのイメージをモデルさんに具体的に伝えていく!
モデルさんは、カメラマンのイメージを表情やポージングで実現していく!!
それで撮れた写真をお互いに見ながら、「もっとああして欲しい、こうしたらどうか」という会話を繰り返す。
どうやってモデルにカメラマンが考えるイメージを伝えるか!?
カメラマンの撮りたいイメージはどうやって伝えるか?どうやったら伝わるか?
これはもう、シンプルにシチュエーションを作って、
その中のイメージを伝えてしまう。
例えば・・・
「ファション雑誌の表情で春もの特集にしたいから、爽やかな笑顔が欲しい」とか、
「これから、友達と久しぶりの海外旅行に行く直前で、ワクワクしている感じ」とか。
職業などを決めてしまったりすると、さらにイメージが膨らみやすいですよね!
こうやって、カメラマンがストーリーを立てて、設定を明確にすることで、
モデルさんはその役に入り込みやすくなりますよね!!
こうやってモデルさんは、気持ちを作った上で、その気持ちの中で表情を作ることでよりリアルな表情と空気感が出来上がります。
そして、カメラマンは設定を伝えた後は、絶対にモデルを邪魔してはいけない!
せっかくモデルさんが、イメージを膨らまして役になりきっているときに、
余計な声かけをしてしますと台無しになってしまったりもします。
例えば、真面目なシーンの設定でイメージを伝えているのにカメラマンがニコニコしているとか、
ちゃんと伝えたのに、途中で恥ずかしくなってしまい笑顔を見せてしまうとか。。
そうすると、せっかくモデルはイメージ通りの世界観を自分の中に作って集中していたのに、気持ちが切れてしまう。
そうすると、もう一度集中してイメージを作り上げないといけなのでモデルの負担が大きくなる・・
モデルにイメージを伝えいるときは、できる限りイメージを伝えて、
伝えたあとは、モデルさんの邪魔をできる限りしない!!
これだけで、空気の違う写真を撮ることが出来ちゃいます ^^
ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。
写真の撮影イメージは!?
今回アップしている写真。
撮影を始めるときにどんなイメージをモデルさんに伝えたか!?
【1枚目】
マネキンを大好きなキャラクターに見立てて・・
(ディズニーキャラクターのチップでした(笑))
「大好きなキャラクターに出会えて、一緒に写真を撮る時」という設定
【2枚目】
ファッションショーのランウェイを歩いてきて、
良いされている椅子に座ってのポージング!
「カッコいい感じで、ジャケットを広げて胸元を強調させる!!」
【3・4枚目】
カッコいいスーツを着こなすモデルさんの雰囲気を生かして、
グッと真面目な表情で、「大事な仕事を目前に、不安と緊張している感じ。」
【5枚目】
仕事が終わって、スーツ姿のままカーテンの影に隠れてかくれんぼ。
「楽しそうにカーテンから笑顔で覗き込む」
どの写真も、撮影前にモデルさんに「こんなイメージで!」というのをしっかりと伝えて、
写真を撮りながら完成に近づけていったものばかり ^^
まぁ、モデルさんが素晴らしかった・・・というところもありますが。。
私を含め、どの生徒さんも素敵な写真を撮っていました!!
2019年3月31日には、「[6]桜が満開、桜降る季節!!」という記事を書いていました。
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